
「しらかば綜合事務所」代表の高田です。事務所の住所を見て「オステリア白樺?レストラン?」と思われた方もいるかもしれません。
実は私、この山奥に移住してそろそろ26年、「オステリア白樺」という店をやっています。そんな私がなぜ、フライパンを置いて(あるいは持ちながら)、六法を開くことになったのか。
今日は、私が行政書士になった、ちょっとした、というか切実な経緯をお話しさせてください。
きっかけは「体力への危機感」でした
一番の理由は、今から十数年前の「厄年」の出来事でした。
若い頃は家内と二人、毎日70~80人ものお客様をこなしていましたが、そんな無理がたたったのか、過労でダウン。救急車のお世話になり、「あぁ、もう若くはないんだな」と痛感しました。
ちょうどその頃、子供が大学受験モードに入りました。
「親父が横でテレビを見て笑っているのも格好がつかないし、一緒に勉強するか」と。どうせなら将来の足しにと、行政書士のテキストを買ってきたのが始まりです。
正直にいうと、「1年でサクッと受かるだろう」なんて甘く見ていました。うまく勉強時間を作れずに初年度は見事に落ちました。
ピザ生地の発酵待ちに六法
まぐれで合格することはない試験だと悟り、翌年は真面目に取り組みました。特に勉強時間を作るのには苦労しました。
ピザ生地を仕込んで発酵するまでの30分、ソースを煮込んで手が空いている間の10分。厨房の片隅で参考書を開く姿は、端から見たら滑稽だったかもしれません。
さらに当時は子供の送迎があったり、消防団の副長として水曜の定休日が訓練で潰れたりと、なかなかのハードスケジュールです。
試験の直前期は毎朝1時間早く起きて、民法の条文を読んでから仕込みに入る日々を過ごし、なんとか2年目で合格することができました。大変ではありましたが、こうした挑戦は商売が順調にいっていてこそです。何度も足を運んでくださるお客様に感謝です。
行政書士登録と、お店の「働き方改革」
子供が大学に入り、消防も定年を迎えた2018年、ようやく行政書士としての登録を済ませました。
右も左も分からない新参者でしたが、地元の諏訪支部の研修会に顔を出してみると、そこには驚くほど温かい世界が待っていました。先輩方は本当に優しく、実務のことから地元のことまで、いろいろなことを教えてくださいました。
一方で、レストランの方は「もう若くはない」という現実を受け入れ、少しペースを落とすことにしました。
無理にならないよう入店の人数を制限したり、苦労して自分で開拓した販売チャネルも思い切って閉じたり。
「拡大」ではなく「継続」を選んだ、私なりの働き方改革でした。
プロに揉まれた中小企業大学校での日々
その後コロナ禍になり、相次ぐ営業自粛要請で、なかなか安心してお店を開けることが難しい時期が続きます。そこで興味はあったけれど、東京で毎月1週間の研修が4カ月も必要で、あきらめていた「認定経営革新等支援機関」の研修に思い切って参加することにしました。
ところが、行ってみて冷や汗をかきました。
周りは中小企業診断士や税理士の先生、銀行やコンサルの方など、いわゆる「プロ」ばかり。
「自分の店のことは分かる」という程度の財務知識ではまったく通用しません。事業計画を作るスキルや、資料作成のレベルが段違いなのです。周りの人たちについていくのに必死でした。
「これはまずい」と、講義の後は皆が飲みに行くのを横目に、独り寮の自室にこもって遅くまで復習しました。厨房で参考書を読んでいた頃と、やっていることは変わりませんね。
その甲斐あってか、春の理論研修、そして6月の実践研修にもなんとか合格することができました。
「現場を知る」相談相手として
今は体調と相談しながら、レストラン営業もぼちぼち続けています。
そんなわけで、私はエリートの先生ではありません。商売の現場での苦労も、資金繰りの大変さも、身をもって理解しているつもりです。経営者としての泥臭い悩みや苦労話も、大抵のことは共感できると思います。
「法律の先生」というよりは、「地元の相談相手」として、お気軽にお声がけいただければ嬉しいです。

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行政書士 しらかば綜合事務所 代表行政書士 高田賢一
(行政書士登録番号 第18150062号 認定経営革新等支援機関ID 107520000214)
長野県行政書士会諏訪支部理事・支部IT部会長(任期~R9.5まで)
長野県茅野市北山3412-80
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